光照射によるテカリ療法を試してみる
どうしてもテカリがひどい、
どうやってホームケアしても、洗顔しても、
テカリ予防のスキンケアを頑張っても改善しない・・・
というときは、医療の助けを借りてみると良いかも知れません。
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PTD(光照射)という方法が、
皮膚科の医療として行われています。
光感受性のある薬剤を使った光治療となります。
まずは光を照射する前に、
アミノ酸の一種であるアミノレブリン酸(ALA)を内服します。
体内に入ったALAは腸管から吸収され、皮脂腺に多く集まります。
皮脂腺に集まったALAは、プロトポルフィリンという物質に変化します。
これにより、光化学反応が起こるようになり、
活性酸素を生成できるようになります。
ALAは光に感受性のある物質であるからです。
光を照射することにより、光化学反応が起こります。
こうした光化学反応により、にきびの原因となる、
アクネ菌などの常在菌を殺菌し、
皮脂腺の細胞に損傷を与えられます。
そして皮脂腺を破壊します。
脂性というのは肌質なので、
なかなか変えるというのは難しいのですが、
ここまでしてあげると、さすがに肌質も変わってくれるのです。
ニキビが改善し、皮脂分泌も抑えられてくるようになります。
①ALAを内服する
②4時間待つ。後半2時間は、外からの光が差し込まない屋内にいる。
③内服4時間後に光を照射する。1か所につき20~30分間照射。
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この方法で、オイリーだった肌のテカリが、
かなり改善されるのがわかるはずです。
しかしながら、この治療の効果は永続的ではありません。
1回治療すると、皮脂分泌が1か月から数カ月間、
抑えられるようになります。
数か月たったら、ある日ぱったりなくなるのではなく、
少しずつ、元の分泌状態に戻っていきます。
効果が半減したところで、再度治療を受けることで、
テカリのない肌をキープすることができます。
テカリとは別に、ニキビにお悩みの方にもおすすめの療法です。
この療法には、アクネ菌を殺菌する力もあるからです。
中程度~重度のにきび肌の方にもおすすめしたいです。
PDTは、美容目的だけではなく、皮膚疾患などの治療としても、
皮膚科で行なわれている療法です。
特に、皮膚主要の治療に使われています。
これを、美容皮膚科医により、
美容トラブルの改善法として応用しているわけです。
PTD治療には、美容的な意味でいろいろなメリットがあります。
Tゾーンのテカリやべたつきを改善するのはもちろん、
炎症を起こしたニキビを改善したり、ニキビ予防したりできます。
毛穴のつまりや開きの改善、赤ら顔の改善にも貢献できます。
また、化粧崩れしにくいお肌にすることができます。
テカテカしやすい季節だからこそ、
お肌のテカリを抑えられるように、気を使っておきたいですよね。
せっかくのメイクが崩れてしまっては悲しいです。
崩れたメイクでは、素敵なファッションも台無しになります。
そのためにも、テカリを少なくできる方法を、
いろいろと考えたいものです。
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