医療でテカリを防ぐ
気温が高くなってくると、
気になってくるのがお肌のテカリ。
化粧品を買ってきたりして、
おうちにいるときに自分でケアできれば一番良いのですが、
それだけではなかなかお悩みが解消しないこともあるものです。
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そういうときは、医療の力を借りてみるのも良いかもしれません。
なんと、「脂性」は医療で改善できるのです。
おうちでずっと、良くならないまま
暗い気持ちでスキンケアをしているよりも、
医療機関を受診して、処置していったほうが、
ずっと早くお悩み解消できることもあります。
脂性は治せるの?
脂性は、肌質のひとつとなります。
オイリー肌とも言われています。
肌質の一つであるため、根本的に改善するのが難しい
というのが本当のところではあります。
加齢によって、皮脂の分泌量は減少していきます。
しかし10代~、
皮脂というのは女子のお肌を悩ませるものです。
スキンケアやビタミンの摂取をしたとしても、
しないよりはいいものの、
「これですっかり治った!」という劇的な変化は、
なかなか望みにくいものです。
過度の脂性の場合は、毎日の皮脂分泌がかなり多いものです。
それによって、ニキビや重度の毛穴の開きに
悩んでしまうことになりがちです。
そこで、光線治療を知っておくといいかもしれません。
脂性に悩む方に、光線療法というのは、
実に良い方法かもしれません。
ホームケアだけで抑えられないほどの
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皮脂が分泌されるときは、
クリニックによる治療がおすすめです。
光線療法とは?
光線療法とは、
PDT(フォトダイナミックセラピー:光線力学療法)と言います。
光感受性のある薬剤を使った光治療です。
光線療法の仕組みは、
まず、光を照射する前に、
アミノレブリン酸(ALA)を内服します。
これは、アミノ酸の一種です。
体内に入ったALAは、腸管から吸収されて、
皮脂腺に多く集まる性質があります。
皮脂腺にALAが集まったら、
そこでプロトポルフィリンという物質に変質します。
なぜかというと、ALAは光に感受性のあるものだからです。
光を照射することで、光化学反応が起こって、
活性酸素などが発生するのです。
それがにきびの原因となる、
アクネ菌などの常在菌を殺菌してくれます。
活性酸素というと、お肌に悪いもののようなイメージがありますが、
実際は良いこともしているものなんですよね。
アクネ菌などの常在菌を殺してくれます。
そして、皮脂腺の細胞にも損傷を与えて、皮脂腺を破壊します。
それにより、ニキビが改善して、皮脂分泌も抑えられるというわけです。
この方法は、ひどいテカリ、ニキビなどの
肌トラブルを改善するのに効果がありますが、
残念ながら効果は一定期間しか持続しません。
1回の治療で、皮脂分泌が1か月から数か月程度、
抑えられるというものです。
どうしてもひどくて、どうしようもならないというときの
ここぞの方法として、検討してみると良いのではないでしょうか。
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