ドローインというのは、お腹をへこませるという動きのことです。
「内側に引っ張る」という意味であり、ドローインはインナーマッスルを内側に引っ張って、ウエストを引き締めてくれます。
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お腹のポッコリに悩んでいる方は多いと思います。
お腹は脂肪が付きやすく、お腹周りの筋肉も意識しないとなかなか使われないので、たるんでしまいがちだからです。
でも、脂肪が多いということは、お腹周りは一番引っ込めやすい部位でもあるのです!
普段甘やかしている部位を刺激し、深層部の筋肉を鍛えることで、お腹の筋肉を使って、ペタンコお腹に近づけることができます。
それがドローインダイエットです。
ドローインをしていると、お腹は引っ込みますが、力を抜けると元に戻ります。
しかし、筋肉には、「形状記憶能力」というものがあります。
引っ張って固定していると、だんだんその形を覚えるようになっていきます。
筋肉が目覚めて、その位置にお腹を止めてくれます。
ドローインというのは元々、自分が持っているけれど、使っていなかった、怠けた筋肉を目覚めさせるという意味合いがあります。
もともとインナーマッスルがある人なら、1日で効果が表れます。
あまり無い人でも、3日くらい続ければ、お腹が引っ込んだと感じられるはずですよ。
筋肉は、目覚めると脂肪を燃焼させます。
エクササイズを毎日続けると、お腹周りの筋肉が休眠状態から通常の状態に戻り、脂肪を燃焼してくれるようになります。
~30秒ドローイン体操~
①背筋を伸ばす
②30秒間お腹を引っ込める
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※中心となるおへそを背中にくっつけるようにして動かすことです。
童謡にあるように、「お腹と背中がくっつくぞ~♪」のイメージで引っ込ませます。
あまり動く習慣が無い人でも、筋肉はあります。
ただ眠っているだけです。
だから、続けていると、引っ込めやすくなります。
お腹をへこませると、内臓の位置が変化していきます。
普段は重力にひかれて、内臓が下がります。
しかしドローインすると、腹圧が変化して、上下方向に内臓が動きます。
横隔膜から肺にかけて、圧迫されるので、最初は呼吸しにくいと感じるかもしれません。
しかし、続けているうちに、内臓は本来あるべき位置に戻っていきます。
形状記憶されていいます。
呼吸も楽にできるようになります。
慣れてくると、歩きながらなど、有酸素運動を組み合わせてできるようになります。
そうすると、より効果がたかくなります。
有酸素運動を組み合わせたドローインの消費カロリーは、40%上がると言われています。
30秒というのは、短いようでいて長いです。
これは、お腹を思いっきりへこませた状態で30秒キープするということです。
ただし、これはあくまでも、お腹の形を締まった状態で覚えさせるための時間です。
だから、必ずしも30秒ずっとやらないといけないわけではなく、これより短くても長くても大丈夫です。
「きつい、もうこれ以上は引っ込められない」という時間にプラス3秒で考えるのが目安です!
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