でっぱりお腹を引き締める体幹トレーニング
体幹トレーニングはさまさまな部分を引き締めてくれますが、
今回はその中でも特に人気の高い、
お腹をひっこめる効果のある体幹トレーニングをご紹介します。
実際、体幹トレーニングをすると、
短期間でお腹がへこんだ、と感じることが多いです。
これは体幹トレーニングにより、骨盤が正しい位置に戻るからです。
このメカニズムを詳しくみていきましょう。
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体の内側には大腰筋という、
腰から太ももにつながる大きなインナーマッスルがあります。
大腰筋は、上半身と下半身をつないでいる唯一の筋肉です。
背骨や骨盤を、この大腰筋が支えています。
大腰筋が衰えると、骨盤が曲り、内臓が下に押し出されます。
これがお腹ぽっこりの原因になってしまうのです。
そういうときは、
体幹トレーニングで大腰筋を鍛えることで、
骨盤を正しい位置に、内臓も元の位置に戻し、
お腹がへこんでくるのです。
また、鍛えたインナーマッスルは、天然のガードになって、
体がでっぱってくるのを抑えてくれます。
ただし、体幹トレーニングには注意すべき点があります。
使っている筋肉を意識しにくいので、
正しいフォームで体幹トレーニングしないと、
効果が表れにくいという性質があるのです。
アウターマッスル(外側の筋肉)なら、
目で見て意識できますが、内側のインナーマッスルは意識しにくい。
だから、正しいフォームを意識しながら、
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体幹をしっかり鍛えるトレーニングが重要になってくるのです。
ビギナーでも成功しやすい、
お腹引き締めのための体幹トレーニング法をご紹介します。
~体幹トレーニング:ニールトゥエルボー~
腹筋運動をするときは、
どうしても「何回やったか」を考えてしまいがちです。
そうすると、回数ありきで、フォームが崩れてしまいがちです。
フォームが崩れると、体幹トレーニングの効果はなくなってしまいます。
でも、対角の肘と膝を突き合わせるようにすれば、
「正しいフォームでできているか」を意識しやすくなります。
そうしていくと、自然と腹筋を縦方向、斜め方向に使って、
刺激を与えやすくなるのです。
①仰向けになって膝を立てます。
手は頭の横に沿えて肘をはります。
②右ひじと右ひざをくっつけるようにして状態をひねり、起こします。
右脚の太ももの付け根からしっかりと持ち上げて、
右ひざを上体とくっつけます。
③最初の姿勢に戻ります。
④反対側も同じように行います。
右ひじと右ひざをくっつけるようにして、
上体を起こし、ひねって、左ひざは上体にくっつけます。
左右交互にゆっくりと動かすのが
お腹引き締め効果を出すポイントです。
10回で1セット、1日2セット行いましょう。
体を動かす時は、反動や勢いを使わず、
ゆっくりと動かすようにしましょう。
体幹トレーニングによる腹筋で
お腹引き締め効果があるのは正しいフォームを意識すること。
回数ではありません。
だから反動や勢いは無意味なのです。
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