20代のはじめには気にならなかった下腹部のポッコリが、だんだんと目立つようになってきていませんか?
気づいたら、お腹だけが出ていて、不自然な印象に。
ダイエットをしても、下腹部だけ減らなかったりします。
女性ならやっぱり、キュッとしまったウエストにあこがれるもの。
そこで、いつもの生活をしながら、上手にお腹を引っ込められる「ドローイン法」というお腹引っ込めダイエットをご紹介します。
スポンサードリンク
お腹はどうして出てくるのでしょうか。
それは、脂肪が蓄積しやすくなり、その脂肪がお腹に蓄積され、さらにお腹の筋肉が休眠状態になってたるんでしまうからです。
順番にメカニズムを見ていきましょう。
①脂肪が蓄積しやすい体質になる
これは基礎代謝の低下も関係しています。
加齢や冷えなどにより、基礎代謝が低下し、社会人になってから、運動する機会も減ったりすることで、筋肉が衰えて、消費しきれないエネルギーが、いつのまにか脂肪として蓄えられてしまいます。
さらに、オフィスワークに従事する人たちによくある、姿勢の悪さもポッコリお腹を進行させてしまいます。
いわゆる猫背になると、背骨が曲がり、肺が圧迫されます。
心肺機能が低下して、酸素が不足し、血流がとどこおります。
すると、脂肪が燃焼しにくくなってしまうのです。
こうなると、「脂肪ため込み体質」になってしまいます。
②脂肪がお腹に蓄積する
お腹は脂肪を蓄えてしまいやすいという性質があります。
サイズが大きく、空洞があるので、出て行って肋骨に遮られるということもありません。
スポンサードリンク
脂肪がたまると、体の重心も安定してしまうので、なんとなく体に良いことをしているような勢いで、脂肪がついてしまいます。
さらに脂肪には、内臓保護という役割もあるんですね。
③お腹の筋肉が休眠状態になってたるむ
筋肉というのは、使われないとどんどん衰えてしまいます。
休眠状態になります。
どれくらい休眠するかは個人差がありますが、お腹を引き締める役割を担う、腹横筋や腹斜筋は、使わる機会が少ないので、潜在的な筋肉となり、たるみやすいのです。
過度な食事制限により筋肉が減ってしまうという理由もありえます。
食事制限により、脂肪を減らそうと思ったのだけれど、筋肉のほうを落としてしまってますますヤセにくくなる・・・というのは良くある話です。
このように、お腹周りには脂肪をたくわえやすいという性質があります。
ただし脂肪が多い分、一番ヤセやすい部分でもあるのです。
休眠している筋肉を深層部から動かして、お腹の筋肉を総動員させることで、お腹を引っ込ませやすくなります。
そのために有効なのが「ドローイン」です。
ドローインとは、「お腹を引っ込ませる」という動き、「内に引っ張る」という動きです。
お腹をへこませることで、インナーマッスルを内側に引っ張って、ウエストを引き締めるのです。
次の記事で、このインナーマッスルを刺激してお腹を引っ込める「ドローイン」のやり方について、詳しく見ていきます!
スポンサードリンク