なかなか便秘が治らない・・・というとき、もしかしたら、あなたの行っているダイエットが、便秘解消を妨げているのかもしれません。
たとえば、ダイエットでは定番の、食事をセーブするカロリーコントロールダイエットの場合、食事の量を減らすことで、体に必要な栄養素の補給も不足させてしまうことがあります。
そうすると、体はゲンキがなくなって、ますます便秘がひどくなってしまうおそれがあります。
ダイエットによって便秘になってしまう、よくあるパターンをまとめました。
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★極端な食事量コントロールダイエット
ダイエットというと、なるべく食べないようにしなくては、と思うものです。
でも、朝食を抜いたり、1回の食事量を極端に減らしたりしてしまうのは、いけません。
とくに、朝食を抜いてしまうと、便意のリズムがくるってしまいます。
食事の量が減ると、便を出しやすくする食物繊維の摂取量も減ってしまいます。
だから、外に排出されにくくなって、便秘になりやすくなります。
便秘が続いて、腸内の悪玉菌が優勢になってしまうと、有害物質が発生して、体の不調、肌荒れの原因になってもしまいますよ。
★過剰な生野菜ダイエット
ダイエットというと、なるべく野菜の摂取量を増やしたくなるものです。
野菜なら、カロリーも低いし、ヘルシーなイメージです。
でも、注意したいのは、野菜ばかり食べて、栄養バランスは偏っていないのかということです。
野菜はたしかに体にいいものですが、それだけとるのは考え物。
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他の食べ物とのバランスも必要です。
栄養バランスが偏ってしまうと、体に必要な栄養素が不足してしまうし、胃腸も、体の働きも低下してしまいます。バランスよく食事することが大切です。
野菜サラダに使うレタスやトマトなどは、便秘解消に役立つ食物繊維はほとんど含まれていません。
ダイエット中の野菜というと、サラダに使うレタスやトマトの摂取量が増えてしまいがちですが、これだと便秘を加速してしまいます。
生野菜に海藻、キノコなど、食物繊維を多く含む食べ物をトッピングして食べるようにすると、バランスを取りやすくなります。
★水を飲まないダイエット
「水太り」という言葉がありますね。
水ばかり飲んでいると、それで太ってしまうと言われます。
そのため、水分量を減らしてダイエットしようと考える人がいるようです。
でも、水で太ることはありません!
ダイエット中は、ただでさえ、食事を制限するので、食事から摂取できる水分量が減ります。
だから体は水分不足状態。
それなのに、水分まで控えてしまったら、ますますお通じがきにくくなってしまいますよ。
お水は適量飲みましょう。
特に、朝起き抜けに1杯の水を飲むと、胃腸を刺激してお通じを感じやすくしてくれますよ。
ダイエット中でも、意識的に水分は摂取するようにしたいです。
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