わかめ体操は、腸の力を鍛えて、お通じをよくしてくれる体操です。
わかめ体操というのは、わかめを使ってやる体操、というわけではありません。
自分自身が、海の中を漂うわかめのようになって、ゆらゆら揺れる体操という意味です。
わかめ体操は、縦、横、回転の3つの動きで構成されます。
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これをしている3秒間で息を吸い、9秒間で息を吐くようにします。
このリズムが大事です。
わかめ体操は、腸を直接刺激するので、いつもあまり動かさないような背骨や骨盤を支える筋肉も、動かすことできます。
それにより、腸のぜん動運動が活発化するのです。
これが排便につながります。
体操と一緒に、腹式呼吸をするようにすると、自律神経のバランスが整ってきて、なお便秘解消に効果的です。
ストレスや緊張が原因で便秘になっているときは、このわかめ体操が特に効果的です。
わかめ体操をするときは、イメージトレーニングを取り入れることも、効果を上げるポイントです。
スポーツ選手は、「自分はできる」というようなイメージをすることで、本番でもよい結果を出すことができやすいとされます。
これと同じように、わかめ体操をしているときに、するっと出ているところをイメージしながら行うと、お通じが来やすくなるんですよ。
★横に揺れるわかめ体操
①両手を頭の上にあげます。
②ゆっくり3秒かけて息を吸い、左に傾けます。
③9秒間で息を吐きながら、脇が伸びるまで右に傾けます。
④これを3分間繰り返します。
★縦に揺れるわかめ体操
①背を伸ばして椅子に座ります。
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②腕は楽な姿勢にします。
③息を吐きながら背を膨らませて体を起こします。
④9秒間ゆっくりと息を吐きます。
⑤元の位置に戻します。ここまでで3分間かけて行います。
縦にゆらゆら揺れるわかめ体操は、朝に行うと、体が活性しますよ!
★回転しながらわかめ体操
①椅子に座って、手のひらを腰に当てます。
②頭と足を動かさないようにして、腰だけ左回りに動かします。
③反時計回りに、後ろのほうに腰を動かします。
④回転しながら腰を右に移動させます。
⑤元の位置に戻します。
⑥3分間行って1セットです。
⑦右回りも同じように行います。これも3分間。
わかめ体操による腸の体操と合わせて、善玉菌を摂取するようにすると、なお効果的になります。
善玉菌というのは、腸内環境を改善してくれる大切な存在です。
その部隊を、腸内に送り込んで加勢して、さらにわかめ体操でお通じを出していきましょう。
善玉菌と腸の体操のダブルの効果がよりお通じ改善に役立つのです。
善玉菌というと、ヨーグルトが有名ですが、味噌や漬物などの発酵食品にも善玉菌は豊富に含まれています。
こうしたものを取り入れながら、食生活からも便秘を改善させたいですね。
ヨーグルトなどの動物性乳酸菌よりも、味噌などの植物性乳酸菌のほうが、生きて腸に届きやすいと言われています。
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