現代人だからこそプチ断食が効く
いろいろなダイエット法がありますが、
プチ断食こそ健康的に、現代人の体を
スリムにしてくれるダイエット方法はないかもしれません。
健康になる、というと、
栄養を摂取するという方向に考えがいきがちです。
しかし、現代人は、
食事をとらないほうに、健康の原点があるのかもしれません。
「1日3食食べているのになぜか体の調子が出ない」
というお悩みをお持ちなら、プチ断食をおすすめします。
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ダイエット効果と同時に、
そのつらい症状を改善することにもつながるかもしれません。
私たちは、普段なにげなく食事をしています。
しかし、食事後、
体の中では、その消化吸収に、
すごくたくさんのエネルギーが消費されています。
1日3食、しっかり食べた場合、
その消化吸収に必要なエネルギーは、
フルマラソン1回分に相当すると言われています。
逆に、1日食べないことにより、
フルマラソン1回分のエネルギーを、
健康維持や、病気を治すために使えるのです。
そう考えると、断食って良いものだと思えてきますよね。
人類は誕生から今日までを1年でたとえると、
1月1日に誕生した人類が、
12月31日の夜7時ごろまで長い期間、
飢えの中で過ごしていました。
3食お腹いっぱい食べられるようになったのは、
長い人類の歴史から見ると、つい最近の話なのです。
だから人間には、飢餓遺伝子というものがあり、
足りない栄養素でやりくりして生きることは得意です。
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でも、余った栄養素を処理する遺伝子はあまりなくて、
満腹に対する体の備えはないのです。
あまりにも長期間、食事をとらないことは問題ですが、
プチ断食程度、食事をお休みしてあげるくらいは、
健康に害はない、ということです。
病気のとき、「食べないと治らない」と言われますよね。
でもこれは、食べ物が少なかった時代の話なのです。
栄養不足が原因で病気になっていた時代なら、
食べると栄養がついて、病気が治ったかもしれません。
でも、現代人の病気は、食べ過ぎが原因のことが多いです。
特に生活習慣病。
病気にもよりますが、
全体で見て、現代では食事を控えることのほうに、
むしろ病気を改善する要素が潜んでいるように見えます。
プチ断食をすると、胃腸が元気になります。
現代人は食べ過ぎの傾向にありますから、
胃や腸などの消化器は、いつもオーバーワークです。
プチ断食をしてあげることで、胃腸が休むことができ、
それにより本来のはたらきを取り戻すことができます。
プチ断食がきっかけになって、
消化機能や吸収力などが高まるのです。
もちろん、ダイエット効果も高いです。
胃腸の消化能力が低いと、消化不良を起こしやすくなります。
栄養が中性脂肪などの形で蓄えられやすくなります。
しかし、プチ断食で胃腸を休ませてあげると、
消化吸収力が高まり、代謝や排泄機能も向上できます。
食べたものをきちんと消化して、脂肪になりにくくなるのです。
ダイエットのためにも、健康のためにも、プチ断食は続けたいですね。
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