肩こりになる仕組み
肩こりになる原因には、いろいろなものがあります。
例えば、同じ姿勢をずっと取り続けていたり、
冷房の効いた部屋にいて、血行不良になったりすると、
肩こりになりやすくなります。
肩こりになる主な要因として、
姿勢、腕や手の疲労、目の疲労、
精神的な緊張、冷えなどが挙げられます。
そのような原因により、
肩こりになるまでの仕組みについて、みていきたいと思います。
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肩こりとは、日常生活で起きる、
ストレス反応のひとつと言えるでしょう。
自分にとって、無理のある姿勢、動作、環境にいたりすると、
関節や筋肉に負荷がかかります。
仕事でプレッシャーを受けたり、ストレスがあったりすると、
それを乗り越えるために、
神経系に負担がかかり、アンバランスになります。
それが、肩こりに関わる筋肉まで収縮させてしまい、
肩こりとなってしまいます。
涼しすぎる部屋、居心地のわるい環境にずっといたりしても、
肩こりになりやすくなります。
自分の身を守るために、体を緊張させていると、
それが肩こりに関連する筋肉の緊張まで引き起こしてしまうのです。
肩こりで不快になると、
さらにそれがもとで肩こりがますますひどくなり、
慢性化してしまう、という最悪のパターンもありえます。
要因があり、それが肩の痛みへと発展していくには、
以下のメカニズムがかくされています。
~肩こりに至るまでのプロセス~
①デスクワークでずっとおなじ姿勢をするなど、
体に負担をかける。
精神的ストレスで悩まされる。
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②自律神経系が乱れて、
体を緊張させる交感神経系のはたらきが強くなる。
③欠陥が収縮して、血行が滞る。
筋肉が緊張する。
④血流低下により筋肉に酸素が運ばれなくなる。
筋肉が酸欠状態になる。
⑤痛みの物質が作られ、神経が刺激されて脳に伝えられる。
不快感、傷みを感じる。
⑥痛み、不快感により、さらに筋肉の緊張がひどくなる。
そして、肩こりが慢性化していく。
肩こりに悩まされているのなら、
このプロセスのどこかで、肩こり悪化の流れを断ち切ることが大切です。
一番いいのは、
というか手っ取り早いのは、①の段階で対策をとることです。
長時間同じ姿勢をしていて、
体に負担をかけていることが分かっているのなら、
同じ姿勢でいないで、他の姿勢もしてみる。
1時間に1回、必ず椅子から立ち上がって、
廊下をちょっと散歩する、というくらいでも、
緊張状態はかなり緩和されるものです。
仕事に夢中になってしまうと、
知らないうちに時間が過ぎてしまうものです。
同じ姿勢をずっとしているので、その分、肩こりもひどくなります。
意識して、1時間に1回は立ち上がる、
違う姿勢になる、と決めておくと、続けやすくなります。
また、③で血行が悪くなっているのが分かるのなら、
あたためグッズを用意して、
痛みが気になる部分を温めてあげるのもいいですね。
クーラーで体は冷えやすいですから、
カーディガンを持参するなどしてもいいでしょう。
クールビズでいられる職場なら、
エアコンは控えめにしてクールビズの
服装にして、体を冷やさないようにしましょう。
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