ストレスと上手に付き合うには?

ストレス解消のコツは「聞いてもらう」こと

 

気分が不安定になったり、不安になったとき、どうしていますか?

 

そのまま自分の中だけに溜め込んでいませんか?

 

 

 

他の誰かにグチこぼすなんて・・・と思って、

言いにくいというのもあるかもしれません。

 

 

「悩んでいるのは私だし、誰かに話したって解決するわけじゃないし」

というようなことを考えたりして。

 

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でも、周りの誰かに「聞いてもらう」だけで、ストレスって軽くなるんですよ。

 

 

聞いてもらうか、聞いてもらわないか、

その違いが、ストレスに押しつぶされるか、

乗り越えられるかの瀬戸際だということだってあるのです。

 

 

誰かに「私はこう考えてるんだよ」って話すことは、大事なのです。

 

このことを「自己開示」と言います。

 

 

 

 

「自己開示」とは、次のようなストレス解消効果があります。

 

 

★感情を浄化する

 

自分の問題や、悩んでいることを誰かに聞いてもらうと、

これまで閉じ込めていた自分の感情が解放されます。

 

そのことが、煮詰まっていた感情を浄化してくれます。

 

 

 

 

 

★自己を明確化する

 

自分の悩みを言葉にすることで、問題の全貌が見えてくることがあります。

 

言葉にしたとき、ああ、自分はこういうことで悩んでいたんだ、

ということが腑に落ちるわけです。

 

 

誰かに話しているうちに、自分はどうしたいのか、

場合によってはそのためにどうしたらいいのかも

見えてくることが分かります。

 

 

 

 

 

★社会的妥当性が得られる

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誰かに話して聞かせると、相手からリアクションが返ってきます。

 

そうした相手からの意見や反応をみることで、

今まで自分だけでは気付かなかったことに気付いたり、

客観的な自己評価ができるようになります。

 

 

 

いったん自己開示してみると、

それまで、生きるか死ぬかという思いで悩んでいたことが、

意外に小さなことだったことが分かるものです。

 

 

そして、新しい目標が見つかりやすくなります。

 

だから、悩みがあるときは、誰かに聞いてもらったほうがいいんですよ。

 

 

 

 

ただし、自己開示には注意点もあります。

 

悩みがあったらすぐ、すぐその場で誰かに電話をしたり、

相談先を訪れたりすればいいわけではないのです。

 

思ったことをすぐ誰かに「ぶちまける」と、

その場はすっきりするかもしれません。

 

 

でも、自分自身で考える時間を持たずに、すぐ誰かに頼ってしまうと、

自分で解決する力が育ちません。

 

 

 

緊急性がある場合は別ですが、

時間にわりあい余裕がありそうなら、

まずいったん、自分でじっくり考える時間をもってみるといいですね。

 

少しの間、その悩みと付き合ってみるのです。

 

 

その上で、誰かに相談すれば、衝動的な言葉ではなく、

きちんと考えられた話ができるようになります。

 

そういう話のほうが、相手もちゃんと聞いてくれるものですよ。

 

 

 

そして、その上で、相手の意見を聞けば、

建設的なアドバイスが得られるはずです。

 

 

 

 

 

自分がストレスに思っていることを、誰かに話すのは勇気がいるものです。

 

でも、自分への振り返りと、自己開示ができれば、

あなたのストレスはもっと軽くなるはずですよ。

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