[su_note note_color=”#b9f0fb” radius=”2″]「野菜は350g食べると良い」のはなぜ?[/su_note]
「野菜は350g食べると良い」と言われています。
この基準はどこから出てきたのでしょうか。
それは「健康日本21」にある、
野菜の摂取量の目標値で、1日350gと示されたからです。
日本は、先進国の中でも、急速な高齢化社会へと進んでいます。
女性は世界一の平均寿命だし、
男性も世界4位という平均寿命でかなりすごいです。
しかしながら、
最近では、栄養の過剰摂取やアンバランスな食事により、
肥満率や生活習慣病患者が増えています。
認知症や重度の介護状態になる高齢者も増えてきています。
肥満や生活習慣病を予防するには、
適度な運動も大事ですが、食生活も大きく影響しています。
現代人の日本人の食生活は欧米化しています。
タンパク質や脂質過多の食事となり、
野菜の摂取量は減っています。
近年、生活習慣病の患者が増えているのは、
栄養バランスが偏っているのが原因のひとつだと言われています。
そこで、そのアンバランスを改善するために、
「野菜を350g食べよう!」という推奨目標が出されているのです。
[su_note note_color=”#b9f0fb” radius=”2″]野菜を積極的に摂ると、メリットがいっぱい![/su_note]
野菜をたくさん食べると、満腹感が得られます。
でも、
野菜はカロリーが低いので肥満や糖尿病を
予防する効果があります。
生活習慣病の脳卒中、高血圧、がんを予防するには、
カリウムや食物繊維、抗酸化ビタミン類、
ファイトケミカルなどが役に立つと言われています。
野菜にはこれらの成分が含まれています。
高齢者の寝たきりを防ぐためには、骨粗しょう症の予防が大切です。
このため、カルシウムをしっかり摂取することが大切です。
野菜にはカルシウムも含まれています。
女性は、閉経後に骨粗しょう症の罹患リスクが上がりますから、
カルシウムはしっかりとっておきたいです。
若い時に摂取しておかないと、
年を取ってから一生懸命摂取しようとしても、
体に吸収されないので注意です。
若い時に、しっかり摂っておきましょう。
野菜の摂取量を増加させることで、
肥満を予防し、カリウムや食物繊維、抗酸化成分、
ファイトケミカル、カルシウムなどをしっかり摂取できるようになります。
これが生活習慣病の予防にも役立つのです。
「350g」という数字が出て来た背景には、
1995年~1997年の国民栄養調査があります。
20歳以上の男女(32,038名)のデータをもとに、
「栄養素摂取量と食品摂取量等の関連について」分析されました。
その中で、カリウムとビタミンC、食物繊維の摂取量の関係を考え、
それぞれの栄養素について、
目標量を摂取するためには、
野菜がどれくらい必要かを分析した結果、
必要量として野菜350gという数字が出てきたのです。
このことは、厚生労働省のサイトの、
健康日本21策定に関する「栄養・食生活」の
参考資料1 「栄養素摂取量と食品摂取量等との関連について」に
記載されています。
350gというのは、
手のひらに乗るくらいの量であり、そう多い量ではありません。
毎日のメニューに、無理なく組み込んで、野菜不足を解消したいですね。