フケや頭皮のかゆみがあると、イライラして嫌なものです。
冬は空気が乾燥しているので、お肌も乾燥しやすいものですが、そのせいか、フケや頭皮のかゆみもひどくなりがちなようです。
フケもかゆみも、頭皮が不健康になっているサインです。
放置していると、頭皮が炎症を起こして、抜け毛や薄毛の原因になってしまいます。
フケとかゆみの原因を知って、早めに対策を取るようにしましょう。
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フケとは、頭皮の角質細胞がターンオーバーで剥がれ落ちたものです。
表皮から細胞が剥がれ落ちると、フケになります。
だからこれは、健康な状態の頭皮でも起こります。表皮の角質細胞のターンオーバーは、正常なときの場合は、肉眼では見えないほどの大きさです。
だから、頭皮が健康な状態なら、見えないものです。
でも、ターンオーバーが異常な状態になると、フケは大きくなって、目に見えるようになっていきます。
フケが発生する原因としては、いくつかのパターンがあります。
代表的なのは以下のものです。
★脱脂力の強いシャンプーを使っている
★先発するときに爪でひっかいて頭皮に傷をつけてしまっている
★シャンプー剤が頭皮に残って炎症を起こしている
★パーマ液やカラー液による頭皮への刺激
★睡眠不足や疲労、ストレスによる体調不良
★頭皮を不潔にしている
★食生活の方より
★真菌の感染
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フケには「乾性」と「脂性」の2種類があります。
乾性とは、乾いたフケのことで、皮脂の分泌が悪くて、粉状になっているものです。
脂性は脂を含み、しっとりしていて、頭皮の皮脂腺が多いとか、皮脂が分泌異常を起こしているときにできます。
脂性のフケの場合、脂漏性皮膚炎になっている可能性があります。
脂漏性皮膚炎は、新生児の赤ちゃんにはよくできるものです。
赤ちゃんにできるものなら、放っておくと成長と共になくなりますが、大人になってから出来る場合は要注意。
皮脂の量的な異常だけではなく、質的な異常が原因となって起こるものですから、これを解消してあげないと治ることはありません。
皮脂の異常とは、発汗機能の異常、ビタミンやホルモンの代謝異常、細菌による感染症などが原因と言われています。
心当たりがある場合は、早めに皮膚科を受信しましょう。
フケが出るときは、一緒にかゆみが出ることが多いです。かゆみの原因としては、以下が考えられます。
★頭皮を不潔にしていることによる細菌繁殖
★頭皮を強く洗うことでかえって頭皮を傷つけている。さらに詰めの中の化膿菌、大腸菌が傷口から入り込んでしまっていることも
★髪の洗いすぎで皮脂が不足して乾燥している
★シャンプー剤やパーマ、カラー駅などヘアケア剤による刺激
★シラミなど寄生虫による感染
かゆみの原因は、フケの原因とかぶるところも多いですから、共通する部分を改善することで、かゆみもフケも、一気に改善する可能性があります。
毎日のケアが大事ですね。
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