酵素とは?

酵素ってなに?

 

酵素は近年、ブームになっているので、

一度はその名前を耳にした人も多いかもしれません。

 

 

健康食品の成分として「酵素」は注目度が高いです。

 

スポンサードリンク

 

酵素製品は、多くの場合、ドリンクや粒になったら製品として販売されています。

 

自家製酵素ドリンクをつくるのも、ブームだったりしますよね。

 

自宅で果物や野菜を使って作る自家製酵素ドリンクは、

いかにも美容に良さそうです。

 

 

そんな、女子にとても注目されている酵素。

 

でも、実は誤解されていることも多いのです。

 

酵素のホントのところを見ていきたいと思います。

 

 

 

 

 

酵素というのは、たんぱく質の一種です。

 

特別な形をしているタンパク質です。

 

タンパク質というのは、おなじみの物質ですよね。

私達の体を作っている材料です。

 

 

同じタンパク質ではあるのですが、その形によって、筋肉になったり、体の組織に

なったり、あるいは酵素になったりするのです。

 

 

この考え方は、金属と似ています。

 

同じ「鉄」という金属でも、部品になるものもあれば、

工具になるものもありますよね。

 

これと同じことです。

 

 

 

同じタンパク質でも、形によって、

いろいろ加工して使い分けることができるのです。

 

 

では、酵素になったタンパク質は、どんなはたらきをするのか。

 

 

酵素は化学反応を助ける触媒としてはたらいています。

 

触媒というのは、ある化学反応が起こりやすくするための物質です。

スポンサードリンク

 

反応をサポートするのです。

 

そして、その反応が起こっても、それ(この場合は酵素)自体は変化しません。

 

 

 

 

 

酵素は、それぞれの形によって、サポートできる反応が違ってきます。

 

1種類の酵素が、体のいろんな反応の全てを、

オールマイティにサポートしているわけではありません。

 

それぞれのはたらきによって、いろんな酵素があって、それぞれはたらいています。

 

このようなわけで、体内で働く酵素の種類は数千種類にものぼります。

 

 

 

 

特定の酵素が足りないとき、

ほかの酵素が代わりにその反応をサポートしてあげることはできません。

 

でも、1つの酵素は、その化学反応を何度も繰り返し、サポートすることができます。

 

 

 

 

 

酵素は、生物の体内だけではたらいているのではありません。

 

ご存知のように、野菜や果物にも、酵素が含まれていますよね。

 

酵素は、生命を維持するものなら、なんでも含まれているのです。

 

酵素のはたらきはすごくて、酵素ドリンクのような美容商品だけではなく、

洗濯洗剤などにも使われています。

 

「酵素のパワーで皮脂を分解」というような

キャッチコピーがつけられた洗濯洗剤をよく見かけますよね。

 

 

 

 

 

わたしたちの体ではたらく酵素は、それぞれにそれぞれの役割があります。

 

そして、大きく分けて、「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられます。

 

消化酵素は食べたものを消化する酵素、

代謝酵素は、消化されたものを、体の中で働かせるための酵素となります。

 

 

それぞれの酵素の働きについて、次の記事でもっと詳しくみていきましょう。

 

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です