健康なお肌は角質層に20~30%程度の水分を含んでいます。
理想的なお肌の水分量は40%と言われています。
年齢と共に、水分量は減少していくので、
水分量を上げるスキンケアが必要です。
そのためには、水分が蒸発しにくいお肌をつくるようにしましょう。
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お肌のうるおいを保つためには、
「皮脂」「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質」が
重要な役割を果たしています。
これら3つを正常な状態に保って、
その中でたっぷり水分を蓄えられるようにすれば、
お肌にうるおいが保たれます。
一番保湿に効果があるのが、
細胞間脂質の主成分であるセラミドを補給してあげることです。
角質層の水分の80%は細胞間脂質に含まれています。
その主成分であるセラミドは40%の水分を閉めています。
だから、セラミドを補給してあげると、
手っ取り早く水分量を上げることができるのです。
セラミドはお肌が自ら作り出すことのできる保湿成分です。
しかし、年齢を重ねたり、紫外線を浴びたり、いろいろな要因によって、
セラミドをつくり出す力は弱まって行ってしまいます。
そうなると、角質層の水分が蒸発して、水分量が低下してしまいます。
そこで、補給してあげると良いのです。
セラミドの補給は、スキンケアのときにはさむと良いでしょう。
★洗顔
まず、洗顔をして油分を洗い流しておきます。
お肌の上に油性の汚れが残っていると、
酸化してお肌に余計なダメージを与えてしまいます。
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また、水分も浸透しにくくなってしまいます。
夜と朝、1日2回、洗顔をして、余分な汚れを落とすようにしましょう。
ただ、洗いすぎてしまうと逆効果になるので、適度な洗顔にとどめます。
★化粧水
化粧水はコットンでつけるのがおすすめです。
手で化粧水をつけると、ムラになりやすくなります。
お肌のすみずみまで水分をいきわたらせることが難しくなってしまいます。
コットンに化粧水を含ませて、それをお肌に乗せると、
お肌の奥に入りやすいです。
コットンには、含んだ水分をそのまま
お肌に跳ね返して吸収させるという特性があるからです。
だから、美容成分を含む化粧品をコットンに含ませてつけると、
お肌に吸収されやすくなります。
★フェイスマッサージ
マッサージをすると、血行が促進されます。
お肌が活性化して、美容成分も浸透しやすくなります。
ただ、強くこすってしまうと逆効果なので、
マッサージ用のクリームなどを先につけておいて、
その上からやさしく腕を滑らせてマッサージするようにしましょう。
★睡眠
睡眠不足だと、お肌のターンオーバーが乱れてしまいます。
ターンオーバーとお肌の水分量は密接な関係があります。
睡眠不足だとお肌もカサカサになってしまいますから、
睡眠はきっちり確保するようにしましょう。
★栄養ある食事と水分
外側からのケアはこれで万全です。
同時に、食事で栄養補給をして、内側からも水分アップをはかりましょう。
肌をつくるもとになるたんぱく質、炭水化物、脂質、
ビタミン、ミネラルはきちんと摂取し、水分補給も行いましょう。
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