オメガ3とオメガ9は健康になる油

油には、大きく分けて、

「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」の3種類があります。

 

健康のために食べたい油はオメガ3とオメガ9です。

 

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★オメガ3の健康効果

 

オメガ3は、体をつくるために絶対に必要な油です。

 

細胞をしなやかにして、はたらきを促進してくれます。

 

 

でも熱に弱いという特徴があり、しかも酸化しやすいです。

 

オメガ3を摂って健康効果を狙うなら、生のまま食べるようにしましょう。

 

 

 

意外に盲点なのが、食材から直接油を摂取できるということです。

 

オメガ3は、青魚の脂、緑色の葉物野菜にも豊富に含まれています。

 

体に良い油を探す! と思うと大変ですが、

実は生の食品を食べることが、体に良い油を摂ることになるのです。

 

 

オメガ3が豊富な食べ物には、

魚(サーモン・マグロ・イワシ・サバ・ブリ・さんま)、

大豆製品、亜麻仁油、クルミ、ケール、ほうれん草、からし菜などがあります。

 

 

 

 

 

★オメガ9

 

反対に、酸化に強いのがオメガ9です。

 

ただ、必須の油ではないので、積極的に摂る必要はありません。

 

加熱に強いので、調理するには適しています。

 

でも、揚げ物や炒め物など、

温度が高すぎる調理方法をとると酸化しやすくなるので注意です。

 

 

安全なのはゆでる・煮る・蒸すという調理法です。

 

オメガ9が豊富なのは、

オリーブオイル、アボガド、アーモンド、ごま油、アサイー、

ピーカンナッツ、ピスタチオ、カシューナッツ、

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ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツなどです。

 

 

 

 

★オメガ6

 

オメガ6も、体にとって重要なのですが、

現代人はすでに摂りすぎているくらい摂っているので、

これ以上量を増やす必要はまったくありません。

 

さらに、酸化しやすいので、加熱調理にも向いていません。

 

とくに意識して摂る必要はないでしょう。

 

健康油としてメディアでよく取り上げられる

アマニ油は、オメガ6なのに注目です。

 

 

オメガ6が豊富に含まれているのは、

アマニ油、麻実油、グレープシードオイル、ごま油、カボチャの種、

松の実、月見草オイル、ピスタチオナッツ、向日葵の種、アサイーなどです。

 

 

オメガ」という言葉自体、メディアでよく耳にするようになりました。

 

スーパーマーケットに行って、「オメガ」という文字がついた商品、

健康そうに思えますが、大事なのはどのオメガか、というところです。

 

 

油メーカーは、とりあえず「オメガ」とつけておけば売れると思って、

どんな商品にもつけているので、よけいにややこしいですが、

どのオメガが大事なのか、どのオメガが加熱調理するときに

適しているのかを知って、選び分けることが大切です。

 

 

 

 

 

あなたの体は、あなたが食事で取り入れた油でできています。

 

油の摂り方に注意するだけで、

健康度はぐんと変わってきますから、意識して選びたいですね。

 

 

もちろん、調理しなくてもずっと棚に入れておけば、

古くなって酸化してきますから、早めに使い切ることも大切です。

 

 

 

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