肩こりや腰、背中がこっていると、緊張状態になってしまいます。
すると、免疫系が乱れやすくなります。
このコリをほぐしてあげると、免疫力を上げやすくなるのです。
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細菌やウイルスに負けない体の状態を維持して、
健康でいるためには、免疫系をしっかり機能させることが大切です。
さまざまなストレスにさらされると、免疫系のはたらきも乱れて、
免疫系と密接な関係のある自律神経系の機能も
アンバランスになるという悪循環にもなってしまいます。
風邪とストレスについての、こんな研究があります。
米カーネギー・メロン大学の研究によると、
失業や家庭の問題などのストレスが1カ月以上続いた経験がある人は、
1カ月未満のストレス経験者よりも、早く風邪にかかったというものです。
免疫系と自律神経系は、このように密接な関係にあるのです。
アンバランスでいると、風邪やインフルエンザに感染しやすくなりますし、
肩こりや腰、背中の筋肉も緊張しやすくなります。
実際、風邪をひいたり、ウイルス性の胃腸炎にかかったりしているときに
起こりやすい肩こり、腰痛というものがあります。
咳がよく出ていると、肋骨に付着した筋肉やお腹の筋肉が痛くなって、
その二次的な影響で、背中に張り感がでたり、
腰の筋肉が緊張したりします。
風邪で寝ている時間が長いと、体を動かす機会が減るので、
体のあちらこちらがこってくることもあります。
背中や腰が痛くなる、というケースが多いようです。
このように、肩こりや腰、背中の張りを感じやすくなるきっかけは、
細菌やウイルス感染の前後で起こりやすいことがわかります。
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免疫力低下を予防するには、筋肉のコリを予防したり、緩和したりして、
首、背中、腰、脚などの緊張をほぐす
ストレッチをやってみるとよいでしょう。
~免疫力アップのためのストレッチ~
①床に座り、カカトを体に近い位置にくっつけ、おでこをひざにつけます。
②おでこを膝に付け、両足を少しずつ伸ばしていきます。
少し伸ばして10秒静止。
首の後ろや背中、腰が伸びることを意識します。
③同じように、さらに両脚を伸ばしていき、伸ばし切ったところでストップします。
④両足を伸ばし切ったら、足首を手間家にひいて、ふくらはぎを伸ばします。
そのまま10秒キープ。
⑤、④とは反対に、足のつま先から体を遠ざけていきます。
肩甲骨の内側を伸ばしましょう。
肩甲骨の内側が、気持ちよく伸びるようにします。
足指はつま先にかけておきます。
①~⑤を3~5回繰り返して1セットです。
やってみると、どの筋肉が緊張しているのかが分かります。
緊張している部分は、両脚を伸ばしにくく、
膝が曲がった状態にしかならないものです。
そういうところを見つけたら、
ゆっくりと息を吐きながら伸ばしてみるようにしましょう。
何回もやっていくと、伸ばしやすくなっていきます。
焦らず、ムリせず、やり続けるようにしましょう。
コリも解消されて、免疫力が上がって行きます。
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