便秘は運動不足のことが多いです。
便秘を解消する食べ物を食べているのに、なかなか症状が改善しない・・・という方は、体操も組み合わせてみると、効果が出ると思いますよ。
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便秘解消する体操で注目したいのは、自律神経のバランスを整える体操です。
え、自律神経って便秘と関係あるの? と思ったあなた。
実はあるのです。
体操によって副交感神経が活発になると、自律神経のバランスが整って、腸内環境が改善されるのです。
おすすめのタイミングは夕食後。やると腸が刺激されるし、睡眠の質も上がりますよ。
★上半身伸ばし
背中から脇腹までの上半身の筋肉を刺激する体操です。
①足を肩幅に開いて立ちます。
②両腕をまっすぐ前に伸ばし、片手でもう片方の手をつかみます。
③つかんだ手で腕を横に引っ張り、よく伸ばします。
④このとき、手の端をつかむように意識して引っ張りましょう。
こうすると、腕がしっかりと伸ばせます。
★体側伸ばし
脇腹の筋肉を伸ばして腸を刺激するというもの。
これで、血流改善にも役立ちます。
①足を肩幅に開いて立ちます。
②両腕を伸ばして、片側の手でもう片方の手をつかみます。
③つかんだほうの手のほうに、上体をゆっくりとのばします。
④伸びたときはいい気を吸い、倒しながら息を吐くようにしましょう。
★肩甲骨ゆるめ
血流の悪くなった肩甲骨をゆるめて、血の巡りをよくしてあげます。
①立って背筋を伸ばし、手首が上になるように肘を直角に曲げます。
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②反対側の手を肘でつかんで固定します。
③曲げた腕の手首をぐるぐる回します。
④肘をしっかり固定して行いましょう。
★股関節ゆるめ
筋肉ではなく、股関節に刺激を与える体操です。
①椅子に座ります。膝が直角になるくらいの椅子にこしかけます。
②足を反対側の膝にのせます。
③手で足首をぐるぐる回します。
夕食を食べて、お腹がこなれてきたら、これらの便秘体操を行うようにしましょう。
短時間でもいいので、毎日続けることが大事です。
便秘解消のためには、自律神経のバランスを整えて、副交感神経優位にしてあげることが大切。
でも、ストレスがあると、自律神経は乱れやすくなります。
そうならないために、便秘体操と合わせて、ヨガをやってみてもよいかもしれません。
ヨガはヒーリング効果があるので、ストレス解消に役立ちます。
ヨガは、自律神経を整えて、心と体をリラックスさせてくれます。
そのポイントとなるのが呼吸法です。
吸ったり吐いたりという呼吸は、自律神経を整える作用があります。
この作業が、腸のぜん動運動を活性化させます。
この呼吸法は、自分だけでマスターするのは、ちょっと難しいかもしれません。
最初のうちはヨガ教室に通うなどして、コツを教えてもらってもいいかもしれませんね。
覚えたら、継続して行うようにしましょう。
腸のためにも、ストレス緩和のためにも、続けて行うことが大切です。
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