ダイエット成分として注目されているL-カルニチン
大塚製薬のネイチャーメイドや、アサヒのディアナチュアラからも
L-カルチニンのサプリメントが販売されていますよね。
L-カルニチンは、特殊なアミノ酸の1種で、体内の脂肪を燃焼させ、
エネルギーに変えるために不可欠な成分です。
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L-カルニチンは、私たちの体でつくられる成分です。
通常は、1日約10mgの量が、肝臓でつくられています。
たまごや豆、野菜類にはL-カルニチンはほとんど含まれず、
羊肉や牛肉などに多く含まれています。
日本人の平均摂取量は1日75㎎といわれており、
体内で生成される分と、食べ物から摂取する分で
補われていることが分かります。
ちなみに、カルニチンという名前は「肉」を意味する
ラテン語の「Carni(カルニ)」から来ています。
L-カルニチンの体内量は、20代をピークに、
年齢とともに減少していきます。
やがて、体内で不足するようになります。
するとどうなるか。
体内できちんと脂肪が燃焼されなくなり、蓄積されて行きます。
そして肥満になりやすくなります。
年を取って肥満になりがちなのは、
L-カルニチンの分泌量が減ってしまうことも要因の1つなわけですね。
L-カルニチンを適切に補ってあげると、脂肪が燃焼します。
そして、その結果、どんな体の機能にも使える
エネルギーというものが生み出されて行きます。
余分な脂肪がちゃんと燃焼するようになると、
ダイエットしやすくなりますし、メタボリックシンドローム予防や、
高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の予防にもなります。
エネルギー源としても使えます。
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脂肪を利用して、疲労を回復させ、スタミナをあげて、
スポーツや日常生活のパフォーマンスを上げてくれます。
もちろん、基礎代謝も上がります。
脂肪をエネルギーに変えるためには、脂肪を燃焼させないといけません。
私たちの体の中には、60兆個にもおよぶ細胞があります。
その細胞の1つ1つで、その燃焼を起こさないといけません。
細胞には、「脂肪の焼却炉」とでもいうべき
ミトコンドリアが含まれています。
脂肪が燃焼するためには、その中に入らないといけません。
脂肪は単独ではミトコンドリアに入ることができません。
しかし、脂肪の運び屋である、L-カルニチンが適量にあれば、
中に入って燃焼を助けてくれるのです。
L-カルニチンは、エネルギーの素である脂肪と結合し、
「燃焼炉」のミトコンドリアに燃料である脂肪を燃焼させてくれます。
このはたらきは、他の栄養素では代替できないので、
とても大事な機能です。
L-カルチニンは、脂肪燃焼のためにはたらいてくれる、
とても役に立つサポーターなのです。
寝ているときでも、脂肪は燃焼させられます。
有酸素運動は脂肪燃焼に効果的であることが知られていますが、
特別な運動をしない日常生活でも、脂肪はよく使われます。
筋肉は全身で代謝される脂肪の約70%を燃焼しますが、
その大部分は睡眠中や、日中の安静状態のときに消費されます。
このときにL-カルチニンをしっかり働かせて、
「何もしないで燃焼」生活を手に入れることが大切です。
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