一般的な日本人の食事は豆と魚をたんぱく源とするもので、
肉の摂取量は少ないものでした。
最近では、食文化が西洋化して、お肉を食べる日本人が増えています。
食文化の西洋化と健康との関係については賛否両論あるのですが、
少なくともL-カルチニン摂取によるダイエットという意味では、
食事に肉食をとりいれるのは良いことです。
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肉類には、良質の動物性たんぱく質、ビタミン、ミネラルが
豊富に含まれています。
ダイエット中でも、体の健康維持のためにはぜひ食べたい食材です。
ダイエット中は、お肉を控えてしまいがちですが、
お肉は実は、糖質の代謝に役立ってくれるんですよ。
糖質の代謝と大きな関係があるビタミンB1は、
豚肉に多く含まれているからです。
また、脂質の代謝に必要なビタミンB2はレバーに多く含まれており、
ダイエット中に食べるのがおすすめです。
そしてL-カルチニンですが、これは脂肪の代謝を促してくれる成分です。
赤身肉に多く含まれています。
牛肉は、顔色を若々しくしてくれ、
貧血防止の効果がある鉄分を豊富に含みます。
ただし、いくらL-カルチニンでダイエットの名目として
肉類を食べるとしても、食べ過ぎはやっぱりいけません。
1日に食べたい適量というものがあります。
1日の総摂取カロリーが1600kcalなら、約100g分にとどめておきましょう。
食べ過ぎはいけません。
焼き肉を食べたら、翌日はお肉を控えるなどして、
適度に食べつつ、量をコントロールするようにしましょう。
お肉でL-カルチニンを摂取しつつ、
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カロリーオーバーをコントロールする方法があります。
それは、カロリーが高い脂身をよけて食べる、というやり方です。
脂身や皮は、赤身の3倍程度のカロリーがあるので、
それを取り除いて食べるだけでも、大幅にカロリーダウンできます。
鶏肉はヘルシーというイメージがありますが、
鶏皮も一緒に食べてしまうと、カロリーが一気に上がってしまいますよ。
脂があると、うまみが乗って、お肉がおいしいものですが、
ダイエットのためには控えたほうが無難です。
例えば、国産牛サーロイン肉1枚(200g、ステーキサイズ)の場合、
カロリーは668kcalとなりますが、
このうち脂身と残った肉のカロリーを比べてみると、
以下のようになります。
脂身だけ…309kcal
切り取った後の肉だけ…359kcal
なんと、あんなに小さい脂身だけで、
残りの肉と同じ量のカロリーがあるわけですね!
脂が少なくヘルシーな豚ロースは、
豚ロース肉1枚(110g、とんかつサイズ)だと、
カロリーは289kcalとなります。
脂身がついていても、サーロイン牛肉に比べると
大幅にカロリーは低くなるのですが、
さらに脂身をのぞくと、カロリーが半減します。
その内訳は次の通り。
脂身だけ…148kcal
切り取った後の肉だけ…141kcal
ちなみに、枝肉に比べて内臓肉はローカロリーになります。
焼き肉で言うと、カルビは枝肉、ハラミが内臓肉です。
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